

“片づけるとラクになることを知らない”
「置く場所がない!」
ある日、キッチンに立った夫がイライラしながら言いました。
見てみると、カウンターには郵便物や子どものプリント、飲み終わったコップが置いたまま。
「その前に片づけたらいいのに…。」
私は心の中でそう思いました。
でも夫は、散らかっていることにイライラしていたのではありません。料理を始められないことにイライラしていたんです。
つまり夫にとって片づけは、料理を始める前の面倒な作業。
一方、私にとって片づけは、料理をラクにするための準備。
同じキッチンを見ていても、私たちは違うものを見ていました。
実は、この「片づけるより先にやりたいことがある」という気持ち。
私たちにもありませんか?
洗濯物を畳まずに山積みにする。
机の上が散らかっていても仕事を始める。
玄関に荷物を置いたまま出掛ける。
人は、片づけたいから片づけるのではありません。
ラクに暮らしたいから片づけるんです。
だから、
「片づけると次の行動がラクになる。」
そう実感できなければ、片づけは面倒な作業のままです。
片づけは、
家をきれいにするためだけにするものではありません。次の自分をラクにするための準備です。
家族が、
「片づけた方がラクだ。」
と感じられるようになると、
「片づけなさい。」
と言われなくても、
自然と体が動くようになります。
私は、"片づけたくなる仕組み"
をつくることを大切にしています。








